Ugetsu's impression

観た映画の感想を日記のように綴るブログ。ネタバレ注意だよ。

勝利への脱出 / ESCAPE TO VICTORY

お久しぶりです!
引越しやらなんやらあってとても間が空いてしまいました〜…。
ということで、今回はBSでやっていた『勝利への脱出』です!
観ようと思ったのは、今は時間があるので時間がある限りは映画を観てやろうと思って番組表を舐めまわすように見ていたところ発見したので観てみることにしました。
ではいつものレビューを…!!!

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最初に思ったのは、古臭さを感じなかったことですかね…?画質面ですが…。
1980年代の作品ようでしたが、30年前の時点でこんなに綺麗だったんですねぇ…。いや、まだ自分が未熟なのか……。


「国家の争いもサッカーで決められればな。」
ある意味当時の1部の人達は本心だったのかも。やりたい戦い方で敵と戦いたい、見る方もプレーする方も少しは気が楽になる、と戦時中の儚い思い。

スポーツが(欲求不満)発散の1つ。あの状況下だと、ストレスは常に付きまとうだろうし、不満を爆発させない為に上はやらせていたのか…??

「時間は貴重だ」
…確かに。

「僕は天才だが、魔法は使えない」
……なるほど。面白いセリフでした。

ハッチが脱出して、フランスで脱獄の計画を練っているシーン。
久々に女性に会い………。
思い出はいい記憶のはずなのに、不幸が来ると負のイメージでしかなくなる。大切な人を失ってからでは何もかもが辛くなる。プラスな思い出もあれば、マイナスな思い出もある。

脱走のシーンと、骨折のシーンは緊張した…こっちは見てるだけなのにな…………。にしても利口すぎる。いや勇気が桁違いなのか…。

「これは本当にあった試合か??」
スポーツ歴史では本当に伝説になっただろうね。
ある意味、あの状況下での試合は、武器のない戦いと言えるのかも。

ハーフタイムをむかえ、遂に脱出!というシーン。
「今逃げたら試合に負けるだけじゃない。」
喜びを得たくて、諦めずに何かひとつを責任を持って終えたいという気持ちが試合続行に繋げたのかも。
喜びは選手だけでなく、オーディエンスにも与え、五感のパフォーマンスとも言える。

プレイングで敵の心も変えられるほどの力を持つ。

でも恐ろしいことに勝ちがあればその逆、負けは必ずある。試合も戦争も。
スポーツの、悪い意味の最上級が戦争とも言えるかもしれない。

この脱出方法は最高すぎる。